ブログ~京の散歩道~翻訳機器の台頭

毎週日曜日の21時からTBSで「VIVANT」という番組が放送されている堺正人主演、阿部寛等が主演している。その中でドラムという名前の人が出演している。ドラムは日本語を話すことができず、携帯を使用した翻訳機器で会話をしている。正直、それを観て驚いた。「携帯で会話してる!もう外国語なんて勉強する必要ないな。」と正直思った。授業においても学生さんは巧みに携帯を使いこなし、あっという間に翻訳してしまう。先生方の中にはこれらを使用することを授業で禁じておられる先生方もおられる。しかし日常生活でもこれさえあれば、語学の授業なんていらないと思うことは当然のことだろう。ただ私は学生さんに「脳の退化を防ぐためにはあえてアナログ方式を使う必要があります」と私は授業で言っている。要は❛さじ加減❜が必要だということである。私自身も当然のことながらアナログ方式で英語を勉強している。海外旅行で一期一会の出会いなら私はこれを有効に使うことをお勧めする。しかし今後長い間、何らかの形でおつきあいをすることになるなら、やはり地道に学んで自分でやりとりできるようにならないといけないのではないかと私は思う。 令和5年8月13日