ブログ~京の散歩道~シェイクスピアを知らない大学生

前期の授業が終了したが、先日の授業の中で驚いたことがあった。教科書の中に‘To be or not to be, that is the question.’という英文を日本語訳する問題があったので、答え合わせをする時にこの英文はシェイクスピアの‘有名なTo be or not to be, that is the question.’の英文を真似たものだと説明したのだが、当然シェイクスピアを知っているものとして話を進めたのだが、驚いたことにクラスの半数以上がシェイクスピアのことを知らないということが分かった。正直、「うそでしょう!」と思ったが、どうやら本当に知らなかったらしい。それでWikipediaを使って少し説明した。しかし大学生がシェイクスピアを知らないということはどういうことなのかと私は考えた。シェイクスピアのことを具体的に知らなくても、名前くらいは基本的に知っているレベルのものだと私は考えているが、今の学校はいったい何を教えているのだろうか? 令和6年7月29日