ブログ~京の散歩道~英米文学手帖創刊号、第2号入手

先日、日本の古本屋のサイトで創刊号と第2号を送料込みで1310円で購入した。1~9号までと12号を持っていなかったので、この2冊が入手できたことは私にとっては、関西英米文学研究会の始まりを知る上では非常に良かったと思う。創刊号の会員名簿には川野先生のお名前も記載されている。川野先生は創刊号にはまだ書いておられなかったが、第2号から随想のところに書いておられる。辻先生が先日「私が入会する時は審査があったのよ」とおっしゃられて、思わず「え!」と叫んでしまった。その時「僕なんか、絶対落とされてる。」と思った。元は京大系列の文学雑誌だったので、私のようなレベルの者が入れるわけがなく、その私が今この会に所属しているのは、もちろん川野先生のお誘いがあって、無審査だったので、入会が叶ったわけだが、そのことを思うと川野先生にはやっぱり頭が上がらない。英米文学手帖の内容も正直私にとってはレベルが高すぎて到底書いてあることは理解できるものではないが、この冊子は私にとっては貴重な資料であることは言うまでもない。今回の61号も私の書いていることなんかは、単に一般論を述べてるだけのことで過去に所属しておられた先生方がみられたら、「なんだこれは!」と思われると思うが、でも他の方が書いておられる文章を読むと、当時のレベルを十分に維持していると私は思う。そしてこれからも関西英米文学研究会のレベルをもっと上げられるように私自身もっと勉強して今以上のレベルのものが書けるようになりたいと思う。 令和6年2月27日