ブログ~京の散歩道~英語を使う機会

 23歳から学習塾、そして中学校、現在の大学教員での経験から「英語を使う機会って、どれぐらいあっただろう。」と少し考えてみた。私は仕事
、勉強の一環としての英会話教室での勉強、自宅での自主勉強、海外に行った時に使う場合を除いて普段どれぐらい英語を使っているかということを
考えた時、自然に英語を使う機会がなかなか無いと改めて思った。英語教師の私でさえ自主的に英語に関わろうとしなければ、ネイティブと話したり
、英語で何かを書いたりという機会がほとんど無い。仕事先でネイティブと話したりすることは少しだけある。またfacebookで海外の知り合いの人達
と英語でやりとりすることはある。本当の久しぶりに先日電車に乗っていると、ある外国人が英語で若い女の子達に電車の行先か何かを話しかけて、
女の子たちが困っていたので、英語で説明したことがあったが、日本で使う英語はその程度の量である。いくら授業を英語でやったところで、学校か
ら一歩出れば、日本語でやりとりするわけだし、小学校から英語を始めても小学校の先生の指導がALT丸投げでは話にならない。日本の英語教育におい
て考えるべきは、英語を学ぶ必要性はあるにしても実際社会で日本人はどの程度英語を使用する必要があるのかということを調査、研究してから学習
指導要領を作成し、児童、生徒そして学生に学ぶべき英語の量を指針するべきだと私は思う。 令和7年2月18日