ブログ~京の散歩道~文法理解を考える

先日、勝美 務 著「基本英文法の底力」という本を購入した。英語を教える立場の者としては学生さんに英語をしっかり理解してもらうためには、文法理解は必須のことなので、自分自身が文法理解については常に“update”をして、学生さんに還元していく必要がある。読んでいくと改めてまだまだ自分が理解できていないことがたくさんあると改めて実感する。例えば194ページに「“many”、“much”はいつ使ってもよいか」という項目のところでは、「“many”、“much”は肯定文では(特に肯定文では)ふつう使われず、疑問文・否定文・条件文で使われます。肯定文では代わりに“a lot of”や‘lots of’を使うのが自然です。」と書かれている。「彼には時間がたくさんある。He has a lot of time.[✖much time]と書かれている。」ただし絶対肯定文では使われないと書いてあるわけではなく、次のようにも書かれている。「形式ばった文では‘many’、‘much’はそれほど不自然に響きません(次の例1)。肯定の平常文でも主語にmanyが使われるのは構いません(☞例2)。▶1)多くの心理学者の意見では、その社会現象は異常だと考えられている。➡ In the opinion of many psychologists. the social phenomenon is regarded as abnormal. ▶2)多くの友達が彼女を見舞いに来た。➡Many friends came to see her in hospital.」文法的には基本的には今まで通りでいいのかもしれない。しかし学校で学んだ英語と実際で使われている英語では大きな乖離があることを私達、英語の教員は理解して、教えていかなければいけないということを肝に銘じておかなければいけないと私は考えている。 令和7年8月22日