英米文学手帖63号が完成しました。今回も第一部が7本、第二部が8本と会員の健筆ぶりがうかがえる。私自身も第一部と第二部で書かせてもらっている。第一部では『中学校の英語の教科書の問題点とその改善策ー中学校1年生の教科書からー』、第二部では『結果を出すということ』ということについて書かせてもらった。まず第一部については、私は以前から全国の公立で使用されている教科書について非常に問題があると感じていた。そこで中学校の教員をやっていた時からつきあいのあるある学校に出入りしている本屋さんに、教科書が改訂されるたびに全国で使用されている6つの出版会社の教科書を1~3年生まで買い集めて、内容を確認している。すると毎回のように間違いが必ずといっていいほど、発見される。「よくも毎回毎回間違いがみつかるなぁ~」と正直呆れている。しかしそのおかげでこのように書くネタを提供してくれている政府、文部科学省には感謝している(笑)。これはネイティブにも確認をとってのことである。しかし編集委員として後ろに名前が記載されている全国の中学校、教育委員会指導主事、大学の先生方はこれをどのように考えているのだろうか。自分たちで作成した教科書に間違いなどあろうはずがないなどと思っていると思うが、実際はそうではない。これらは私にいわせれば、‘They're lemons!’ 「それらはポンコツ!」という以外にはない。第二部については自分の人生観を書かせてもらった。現在58歳の私の人生を振り返った時、勉強のできなかった私がなぜ大学教員になることができたのかを考えたかを読者に知ってもらうことで、人生で生きるきっかけ又はヒントになればと思い、書くことにした。今の私があるのは、英語が面白いという思いがあったからそれがたまたまお金につながったというだけのことではあるが、なんでもそうだが人生を充実させる一番のポイントは何か一つ好きなものを見つけるということだと私は考えている。それが私の場合は英語であり、もう一つ教えることに興味があり、この2つを生かしてお金につなげることができるということを考えた時、先生という仕事かなぁと思って、私は23歳の時に学習塾の先生になってから35年間、この仕事に携わってきた。高校卒業する時は下から数えた方が成績は早かったが、その後に進学した大阪外語専門学校では夜間部の学生でもあったにも関わらず、卒業式では成績優秀ということで、表彰していただいた。同時に皆勤賞もいただいた。佛教大学通信教育部では卒業する時に教員採用試験に一発合格し、27年間勤務した後すぐに今の大学非常勤講師の仕事にすぐに就くことができ、、現在に至っている。私の場合、英語をひたすら勉強し続けただけでなく、歴史の知識やプロ約宇や高校野球の名監督といわれる人たちの指導方法の考え方を採り入れることが35年間教師を続けてこられた結果だと私は考えている。毎回第一部、第二部に書き続けているのは‘元を「取り戻す」という意味もある。毎年年会費は25000円を支払わなければいけない。この金額は決して安い金額ではない。他の学会と比べても高額である。これだけの金額の元を取り戻すには、やはり書かないと‘損’をする。特に第一部では業績になるので、必ず書くことにしている。実際ここで書いた論文が業績となり、今の大学非常勤講師として採用されたきっかけになったのは事実である。私の業績作りはこの研究会のおかげである。64号で書く内容も既に決まっているが、来年度も頑張って書いていきたいと思う。 令和8年度1月21日