最近、大学生の中には学習塾に通う学生がいるというニュースがSNSで流れている。「え?」と思われた方もおられると思う。「大学生が塾で中学生や小学生を教えるんじゃないの?」というのが今までは当たり前だった。しかしこれは紛れもないない事実である。特に理系の学生に多いらしい。微分積分の授業に全くついていけない学生、その他専門科目の授業についていけず、学習塾で学び直しをしている学生がいるという。もちろん英語も例外ではないだろう。実際私が担当しているあるクラスの授業でも30名以上いるクラスの半分を今回前期で不可という結果を出さざるを得ない結果となった。しかし私の担当しているそのクラスは大多数が中学レベルの内容が理解できておらず、品詞の説明を授業でしなければいけないレベルで、小テストも教科書からそのまま出してもなかなか点数が取れない状況で提出物についてもまともに提出しない学生もいる。第一回のオリエンテーションで授業については説明したにも関わらずこういう状況になってしまったことについては根本的に授業の在り方を考えなければいけないのかもしれない。いずれにしても大学生が学習塾で学び直しをしなければいけない状況になる日本の教育はかなり“やばい”状況になっているのは間違いない。このまま何もしないで放っておくといずれ日本は2流どころか3流国家に陥り、世界から相手にされなくなってしまうのではないかと私は不安に駆られている。 令和8年8月22日